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杉森です。このブログには初めて投稿します。 今更なことを書いておきますが、『アラザル』という批評誌は佐々木敦が主催するBRAINZという私塾で、塾長佐々木敦が担当する『批評家養成ギブス』という講座の受講生を中心に制作したものです。 で、その講座『批評家養成ギブス』がついに書籍化されます。受講生が書いた文章等も含まれるようで、『アラザル』を読んで興味をもってくれた人は必読でしょう。 メディア総研編集部のブログ ■ 最近は江藤淳の批評集(江藤淳コレクション4)と現代音楽の作曲家ピエール・ブーレーズの著作集(参照点)を読んでます。たまたま同時期に読んだだけで、文化的には全く関係のない二人を並べるのはいささか気が咎めないでも無いですが、この二人、その立場の違いがあまりにも鮮明で面白い。 江藤淳は芸術作品に対し、優れた芸術作品は時間を超越するような絶対的な経験をもたらすものであり、歴史的な配置によってその価値が変化するようなものではない、といったことを書いているのに対し、ブーレーズはその体験それ自体、文化的なコンテクスト無しには考えることができない、とまあそういったことを書いてました。 話の趣旨としてはブーレーズの主張に同意しますが、しかしそれぞれの書き手の思考の明晰さというものは文章の隅々に感じられ、強く刺激されたのでした。 ■ 個人でもブログは書いているのですが、しかしやはり書く場所が変わったとき(というか自分のブログでも)、一体どういった文体にすべきなのか。ということにちょっと戸惑いがちですが、今後も定期的にポストしますので次回くらいからは普段と同じような文体でもって投稿しようかと考えています。 ■ しかし近藤君のエントリ面白い。思わずKくんについて続きを書きたくなった。
by critique_gips
| 2008-11-27 01:11
| アラザル関連告知
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