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4月某日、仕事が終わり20時前にHEADZの事務所に向かう。ここへ訪れるのは、批評家養成ギブス最終日以来の事になるが、階段を上り、精神病院を思わせる、この古びたリノリウムの細い通路を通り抜けた先で、これから展開されるインタビューを想像するのと、講義を受講していた頃の回想とともに、僕は、部屋に入った。 部屋に到着すると、佐々木さんは忙しそうに携帯越しに誰かと、いつもの躁状態のような、圧力のある勢いで話し込んでいた。こちらとしては、このインタビューの為に時間を割いていただいているという気持ちから忙しそうにしている佐々木さんの姿を見て、緊張は高まる。自分を含め、おそらく今回のようなインタビューという事を行うことが初めてというメンバーばかりだったと思う。特にメインインタビュアーを買って出てくれた杉森君の緊張が感じられる。 佐々木さんの電話が終わり、各自、ボイスレコーダの準備を行い、佐々木さんの「じゃ、始めましょうか」という一声でインタビューが始まった。 自分の場合、最後の批評家養成ギブス後の打ち上げ以来、対面するのは約1ヶ月ぶりだったことや、他の幾度かあっているメンバーにしても、アラザルという本の重要なコンテンツの一つとなる、佐々木さんへのインタビューということがあるからではないかと思うのだが、最初は、少しのぎこちなさ、余所余所しさを感じた。しかし、徐々にいつもの佐々木さんのモードに移り変わると、こちら側のメンバーの雰囲気も和んだものに移り変わり、佐々木さんのルーツや思想について、多岐に渡りつつも、真ん中に通る大きな一つの芯が見えてくる刺激的な話を聞く事が出来た。 本になって読めるようになる事が楽しみだ。
by critique_gips
| 2008-05-06 21:51
| アラザル編集日誌
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